メディカルハーブ辞典 HARBPEDIA-ハーブペディア-

動物実験ではN-formylannonaine, N-trans-feruloytryramineの二つの含有成分による、左右心房の心拍機能の増強効果が有り特筆すべきは、機心拍機能は向上するが心拍数は変わらないという効果が確認されている。
尿酸の代謝改善が、タイ伝統医学での中心的効能ではあるが、その他に、血糖値の改善、肝機能の改善などにも優れた効果を表すことを、ソンクラーカリント大学をはじめ、マヒドン大学、公衆衛生省、国立農学研究所、タイ国立農業大学など各研究機関における臨床実験において良好な薬理効果が有る事が確認されている。
また、HIV－１型ウイルスに対する阻害効果があると言われており、現在研究中。

Tinospora tuberculata Beumee.（MENISPERMACEAE）-学名-

心拍機能増強効果、HIV－１型ウイルスに対する阻害効果、解熱、
コレステロール低減、糖尿病の予防．改善、血糖値の改善、尿酸値の低減、通風の予防改善、消化機能の向上、代謝機能の改善、抗フリーラジカル作用、肝機能の改善、肝臓の解毒機能の向上、食欲増進

メディカルハーブとWEBサイトを検索すると結構な数のサイトが検索に上がってきます。
いわゆる、サプリメント系や健康食品系など様々なサイトがありますが、メディカルハーブのカテゴリがなかなか定義されていません。文字通りメディカルハーブとは、『薬用ハーブ』なのですが、普通に野菜でしょ！？ってのもあります。
当サイトでは、メディカルハーブを次のように考えています。

①身体に対して薬事効果が証明されている（論文がある）あるいは、研究されているハーブ。
②品種改良されたハーブではなく、いわゆる原種ハーブである。
③基本的にヨーロッパの香り系のハーブではなく、食べるハーブ。
④日本（中国）で「漢方薬」として使われていたハーブ

このような観点でメディカルハーブを考えていきたいと思っています。
また、メディカルハーブをサプリメント、あるいは、健康食品として摂取（食べる）するときの注意点や効能（個人の感想）を記していきます。