メディカルハーブ辞典 HARBPEDIA-ハーブペディア-

ワーンチャックモッルークは、タイ伝統医学では、婦人疾患の代表的なハーブとして重用されています。出産後の弛緩した子宮を収縮させる作用があり、出産後のタイの女性は多くワーンチャックモッルークを用いています。
しかし注意しなければいけないのは、妊娠を計画されている方、妊娠中または妊娠の可能性のある方は、使用を控えなくてはいけません。
ワーンチャックモッルークの特徴は、女性ホルモンの異性体を含有しており、それにより更年期障害などの、様々な女性特有の症状に薬理的効果を発揮することである。上記注意点以外の方であれば、初潮が始まる次期の女性であれば、生理不順や生理痛を緩和し、年齢に合った身体の発育を助け。成人期の女性においては、美容、アンチエイジング、美肌、美白効果が期待でき、更年期の女性であれば、健やかに更年期を迎える事が期待できる、とても女性に優しいハーブとしてタイでは、幅広い年齢層に使われております。
タイはもとより、生物資源の効能に注目する世界各国の企業がタイの研究機関と合同で様々な薬理効果の科学的検証を進めています。
或る日本の化粧品会社も、ワーンチャックモッルークの美白、美肌作用に着目し、タイの研究機関と合同で美容成分の研究を成功させ、日本で美容成分の化粧品への転用の特許を取得しています。