メディカルハーブ辞典 HARBPEDIA-ハーブペディア-

アミノ酸十数種類、ビタミン、ミネラルや、微量ミネラル等の豊富な栄養成分を含有し、優れた栄養バランスを有する植物である。その他にも、ルチン、ルテイン、クロロフィル、ケルセチン等を含有中でも、ギャバ（γアミノ酪酸）を他の植物と比較すると多く含有する。
免疫力アップや高血圧や脳卒中、がんなどの生活習慣病を改善する効果が期待できます。
また、アンチエイジングにも効果があり、肌のシミ予防やしわ改善などの老化防止効果、ニキビ予防や吹き出物予防の効能も期待されています。
さらに、抗アレルギー活性により、アレルギー体質を改善すると言われています。

Moringa oleifera lam（Moringaceae）-学名-

毛細血管壁を強化. 毛細血管の透過亢進抑制作用. 脳出血予防. 抗酸化作用.抗アレルギー作用. 抗炎症作用.アルツハイマー症予防効果. 血糖値低減作用. 老化予防効果（特に学習記憶障害．痴呆症）.抗がん．抗発がん作用. 抗腫瘍作用.胃潰瘍の発生を抑制する.薬剤抵抗性の白血病細胞やがん細胞にアポトーシスを起こさせる作用.抗血栓作用. 心疾患. 免疫機能障害.視力回復. リウマチ. 関節リウマチ. 痛風. 呼吸器疾患. 免疫力活性.コレステロール低減. 体脂肪代謝促進.肝機能強化．改善. 腎機能改善. 補血.貧血. 血管壁に付着したコレステロールの低減効果. 抗菌．抗真菌.乳幼児.子供.妊娠中．授乳期の女性の栄養補給.および総合栄養補助

西洋メディカルハーブと東洋メディカルハーブとの違いは様々ありますが、同じものもあります。
まずは、同じものの代表としては、ミントというメディカルハーブです。これは、日本ではミントで有名ですが、東洋（タイ）では、サラネーというメディカルハーブ名で有名です。このミント（サラネー）はしかしながら、使用方法が違います。西洋では、主に「香り」を楽しむのに対し、タイでは主に経口することがほとんどです。

さて、ここで、東洋のメディカルハーブと西洋のメディカルハーブの大きな違いが出てきました。
つまり、東洋のメディカルハーブは主に「香り」を楽しむことが目的で、東洋のメディカルハーブは主に「食べる」ことを目的としています。
やはり日本でも東洋的なメディカルハーブの考え方が非常に根強く、いわゆる漢方薬や生薬と呼ばれるものがそれに当たります。

西洋のメディカルハーブはメンタル的な効能が多いようですが、東洋のメディカルハーブに関しては、病気や怪我を治す働きや体を強くする働きなど、「薬」の要素が強いことが特徴になるかと思います。

これらは、長い歴史の中で先人たちが培ってきた、いわば「薬草医療」のようなもので、現代の西洋医療においても非常に注目・研究されています。

実際に、これらメディカルハーブの成分を研究し開発された薬や化粧品、そのほかの製品などが多くあります。