メディカルハーブ辞典 HARBPEDIA-ハーブペディア-

タイの伝統医学では、創傷の治癒や、打ち身、内出血の治癒促進、等に重用されてきました。
タイの国技である、ムエタイ（タイ式ボクシング）の選手は、打ち身や筋肉痛の改善のため日常の練習前後、試合の前後などにこのハーブを食します。美肌効果もあり、コラーゲンの生成を促進し、線維芽細胞を活性しエラスチン生成を促進し、肌を若々しくよみがえらせる効果が確認されています。細胞分裂を促進させ、やけどやキズ、乾癬、湿疹の回復を助けます。
鎮静効果があり、中枢神経系を安定させます。疲労を軽減し、うつ症状や不眠症を緩和し、脳機能を高め、集中力や記憶力を活性し増進させます。非常に高い抗酸化活性と抗炎症作用を有し、含有成分のアシアチコサイドは、「3-テルペン」配糖体の構造を持つ天然抗生物質として抗菌作用を示します。また、脳細胞や神経を活性化する作用があり抗ストレス作用、神経の緊張をほぐす作用が有り、アメリカ、ヨーロッパ等では、脳の強壮薬、脳のアンチエイジングｻﾌﾟﾘなどとして販売されています。

Centella asiatica(Linn.)Urban.(UMBELLIFERAE)-学名-

創傷治癒効果、消毒、解毒、皮膚病、むくみ、蜂窩織炎、ケロイド、狼瘡、てんかん、咳、発熱、尿疾患、貧血、皮膚疾患、尿路疾患、湿疹、乾癬、らい病、気管支炎、便秘、胃弱、疲労、発熱、精神神経疾患、子供のせき、神経痛、リューマチ、脳強壮、神経強壮、心臓強壮 抗ストレス作用、鎮静作用、抗不安作用、抗凝血作用、
抗炎症作用、下肢静脈瘤改善